歯科診療 Dental
小児歯科
最近はご両親の虫歯予防に対する意識が高まり子どもの虫歯数はかなり減少してきました。逆に歯並び、噛み合わせの悪い子どもが増えてきています。これは昔に比べ加工食品やファストフードなど柔らかい食事が好まれ、食べるものの変化が大きく影響しており、咀嚼回数の減少は顎の成長に影響を与えます。
永久歯の生え揃った大人と異なり、骨格が成長する過程にあるお子様の治療では、お一人お一人のお口の状況や発達に合わせた治療や口腔管理をおこなう必要があります。生後半年ごろ歯が生え始め、二歳半前後に乳歯が生え揃います。6歳ごろから乳歯の後ろ側に大臼歯(永久歯)が生えてきます。6~12歳は乳歯と永久歯が混在する生え変わりの時期です。虫歯の治療、クリーニング、予防はもちろん、歯の生え変わりは順調か、乳歯や永久歯の本数に異常はないか、舌の動きや発音、呼吸や顎の成長など、お子様のお口の中の発育を総合的に管理していきます。